お念佛からはじまる幸せ

2019年3月14日木曜日

杉花粉症

昔、つまり、私が若かった頃、つまり、60年前に、杉花粉症があったか、なかったか知らない。杉の花粉が飛ぶ頃になると、涙が出たり、くしゃみが出たり、目が充血したりして、ご当人は大変らしい。
奥さんが杉花粉症になる方の、ご主人いわく、スギ花粉症は、大雪と同じで、雪が消えると何事もなかったのと同じように、花粉が消えれば、花粉症も跡形もなく消えてしまうと。うまいことを言うと感心したが、花粉症の」ご当人は、それどころではないだろう。
免疫のシステムが、どこかで狂うと、アレルギーや、アトピー性皮膚炎、免疫不全症候群
になるのだろうが、なんでそうなるのか、医学は解明できているのだろうか。
人間個体の免疫力は、人それぞれであり、強い人もあり、弱い人もあり、完全に壊れてしまっている人もある。
テレビ話題で恐縮だが、イギリスの若い女性が、自分の汗、涙、ブロッコリーを除く食べ物すべてに、アレルギー反応を起こすという症例が紹介されていた。
ブロッコリーしか食べられないというのは、尋常ではない。年齢も若く、体操の選手だとか。見るからに健康そうな彼女の免疫システムを改善するため、大腸の中の細菌群を分析
して、どういう細菌群が通常の人間と比較して、余っているのか、不足しているのか確認する。確認した上で、不足があれば、健康な細菌群を移植するらしい。早い話が、うんこ療法である。
腸内フローラというのは、学者先生によれば、地面の中の細菌群と同じで、彼らが元気なら、丈夫な作物が育ち、そうでなければ、やたら肥料で、大きくするしか方法がないという。多分、有機の肥料で育った植物と、化学肥料で肥太らされた作物では、丸で味が違う
のは、想像できる。食べ比べればすぐ分かることだ。
スギ花粉症はなぜ起こるのか。知らず知らずに、体内に蓄積された、科学物質により、人体が造反しているのだろう。もっと自然を大切にしなさいよ。人体ってすばらしいのよ。

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