市街地活性化
高度経済成長は、膨大な労働力を必要とする。帝国大学の各地へ、人は集約された。人は
情動に弱い。歌で煽る。オラ東京さ行ぐだ♫。おいらの村には電車が無!田舎はいやだ。
東日本では東京へ東京へ。
人も資本も集中した。関東4県の人口を加算して見よ。日本の人口の3分の1がそこに集まる。もはや戦後ではないという言葉が流行ったのはいつだったか。東京でオリンピックを開
催し、大阪で万国博覧会を開催し、高度経済成長から、バブル経済に酔った。お祭りはいつ
か終わる。バブルが弾けて、まつりの幕が降りて、以来30年、酔った酒の余りの品質の悪
さで、二日酔いがまだ続いている。
給料は上がらず、そこそこの年金で、みななんとか、かつかつの生活を送ることができている。よその国の生活は、何倍にも成長しているらしいが、相変わらず、じっと手を見るしか
方法がない。
最近は、テレビを捨て、ネットに出よう、などと、かつて寺山修司氏が、書を捨て街へ出よ
うと言ったのをもじって、遊んでいる。ネットが面白い。ユーチューブ廃人という言葉があ
るらしいが、大宅壮一氏が、テレビ揺籃期に放った「1億総白痴化」のひそみにならい、1
億総廃人化となるか。
メデアが資本と労働力の集約産業で、一部権力者の思うがまま、操縦されてきたが、ここに
来て、メデアが共産主義の手先になって来ており、メデア労働力の資質低下と合まって、と
にかくテレビはもういらない。
ネットで拝見したが、山田電気が思白いことを考えた。街の商店が寂れている。当たり前
だ。品物はなく、駐車場はなく、店の人は、死を待つ人々であり、品物は待ちにまった挙げ
句、量販店にくらべ、ネット通販に比べ、高い。
ネット通販は、コロナにかかる心配もなく、商店の持つマイナス面はほとんどない。早い・
多品種・やや安い。アマゾンの凄さは使って見なければわからない。
山田電気さんの発想は、本屋で始めたアマゾンが、電子書籍の販売を始めた発想に似ている。
同じものを売る店を街に作ろう。フランチャイズ10万円、月々1万はそうハードルが高く
ない。しかも、山田電気の仕入れと同じ価格で、街の電気やへ卸してくれる。売ったあとの
アフターサービスは、お前さんたちの責任というか、十八番だろう。
電池1本、電球1個でもいやな顔をせず売ってくれて、電気で困ったことがあればすぐ来て
くれる。かかりつけ医・なじみの電気や・八百屋・魚や、歴史は繰り返し案外、死んだ街が
そこそこ蘇るかもしれない。前よりも、快適に、ゆとりを持ってまちづくりすればいい。
コスモスベリーズという会社、すでに、1万5千店をFC(フランチャイズ)で囲った。店
は広くないから、カタログ(電子カタログ)をおき、ポチ(クリック)すれば、明日配送
しますというメールがくる。アマゾンがそうなっている。顧客はわがままだ。
大型家電なら、配送当日顧客宅で設置を、配送業者と完了。テレビが写って、めでたしめで
たし。冷蔵庫、洗濯機皆、メイドインチャイナに占領された。旧家電ブランドは、やすやす
とみんな、外国へ売ってしまった、ブランドも名誉も技術も。どうせ会社売るなら、世話になった、日本国民へもっと還元して欲しい。
山田電気を中心にしたこのアマゾン商法、うまく行けばいいが。巨大なネットインフラが必
要で、山田電気なら、発電所も作るかもしれない。GAFA+Xに続けるか。ダイエイが無くなっ
たように、イオン、山田も無くなるか。いずれにしろ、主戦場はネットであることは間違い
ない。 https://www.berrys.co.jp/flow/