テレビで新型コロナウイルスという言葉を聞かない日はない。
800万人感染して、50万人死亡したとか。
決定的な薬とワクチンがないから、もしかしてかかったら、死ぬのかなと、マスコミ
が恐怖を煽る。
基礎疾患があると重症化します。高齢者があぶない。
アジアの死者が少ない。日本は当初死者が少なくて「東洋人は嘘つき」という信仰が
西洋にはあり、死者数を誤魔化している、隠している、嘘だと、ネットでたたかれた。
日本人は、きれい好きなのです。水が沢山あって、安いのです。水道の水を飲むことが
できる、世界でも数少ない国なのです。世界中で生水飲めるのは、7ヶ国と聞く。行く
のならそういう国へ行きたい。
家の外と、中で履物を変える民族がどのくらい世界でいるのか、知らないが、それも
清潔な民度を保っている理由の一つだろう。
たまにテレビの画面に映る、景色の中には、これでは、エボラ・コロナ・デングなに
がでても不思議じゃないよという風景を目にする。日本も貧しいのだろうが、こうい
う国々の水まわり、河川の衛生状況は悲惨だ。病気にならないのが不思議で、平均余
命も低いだろう。
ガンジス河ベナレスの沐浴だって、日本人はやったら、間違いなくアウトだろう。
と思っていたら、高校の知り合いに、おれやってきたというのが、一人いた。免疫の
安保徹先生は、インドで生水を飲まれたという。ご本人がそうおっしゃっていた。
いっしょに、インド旅行しておばさんが、わたしなれているのよとばかり、到着2日
目のホテルのプールで、気持ちよさそうに水着を着て、泳いでいた。
おっちょこちょいのわたしなら、わたしも泳ぎたいと思うほうだが、ここは「だいじょ
うぶか?」と、理性が働いた。
案の定、翌日から、そのおばさんダウン。毎日のお勤めは、バスに乗るだけ。観光一切
なし。あとはベッドのうえ。
昔三蔵法師は、何年もかけて、中国からインドへ移動した。免疫もできる。水にもなれ
る。人間より何十倍も長生きしているウイルスに、人類がそう簡単に勝てるわけがない。
ウイルスと共生しよう(ともいきしよう)。