お念佛からはじまる幸せ

2023年5月30日火曜日

大五郎車

 大五郎車


保育園のお散歩に使う、おちびさんたちを

載せて引っ張る、車を私は勝手に、大五郎

車と命名した。


大五郎は、万屋錦之助演ずる「子連れ狼」の

連れ子の名前。


♫シトシトピッチャンシトピッチャん♫で一世

を風靡した、テレビ時代劇。私も古か ネ - 。


保育園児が乗る、小さな社会でも、子供たちの

バトルあると聞いて、驚いた。

進行方向の、前、特等席を争奪するらしい、子

供の相性が悪いと、特等席を巡って、争いになり

子供は動物だから、喧嘩になると、噛みついたり

引っ掻いたりして、怪我をすることがあると、

現役の保育士さんから聞いた。


それなら、丸い大五郎車を作って、引っ張ると

少しづつ回る、メリーゴーラウンドのように。

小さな椅子に、腰ベルトをつけて、子供を乗せ

れば、重心は低くなり、立って乗る今の大五郎

車より、箱がないから、見晴らしもよい。


真ん中に、パラソルを立てれば日除けにもなる。

お散歩だけでなく、動き回って困るような、活発

な仔でも(しつけられていないガキは仔供だ)、

音楽をつければ、デズニーランドになる。

生活の場を豊かにするには、遊びの要素を持ち込

めばいい。googleの会社を見ればわかる。徹底的

に遊んでいる。仕事がいかに厳しいかの証左だろ

う。


現場の声を聞けば、ニーズは∞になる。

ビジネスチャンスは、いくらでも転がっている。

聞く耳と、見る目があれば。


至福

 至福

毎日5時起床、朝の手順は「茶の湯の手順と同じ

ように、決まっている」と、書かれたのは、どな

ただったか、記憶にないので、書かれたかたすみ

ません。著作権を、侵害することになるかもしれ

ません。


あれして、これして、5時28分アラームが鳴り、

本堂着座、朝勤行を待機し、午前5時30分、鐘を

鳴らして、読経始める。


読経前に、雀たちにカナリヤ・シードをあげるの

を忘れてはならない。野鳥に餌付けするのが、い

いのか悪いのか、わからないが、とにかく集まって

チュンチュンたちが、餌をついばむ姿は、可愛い

い。本当に可愛いと79際2ヶ月は思う。雨の日も風

の日も。この仔たちのために、あしたも生きよう。


80歳近く。孫も可愛い季節が終わり、楽しみは

近くの保育園のお散歩に遭遇することと、そのお

散歩に、大きな箱型の乳母車に5〜6人おちびさ

んたちが乗って、保育士さんに引かれていくのを

みることができれば、なおいい。


同じ色の、小さな、シャーロック・ホームズの鹿

撃ち帽のような、布製の帽子をかぶって、箱に捕

まって、運がよければ、手をふると、手をふって応

えてくれる。


雀たちが、早く、はやくと餌をねだって、チュン

ちゅん鳴くこえを聞くときと、園児が手を振って

応えてくれるときは 至福 である。


良寛さま、子供と遊ぶのがお好きだったようだ。

小林一茶も「我と来て遊べや親のない雀」と仔雀

を愛された。良寛様・一茶翁のような、お人柄は

子供ら、雀共に、伝わり、伝播する。素直な子供

雀が育つ。


子供らとはいうが、別名ガキともいい、手がつけ

られないようなのも多かっただろう。何不自由の

ない、現代でさえ、甘やかされて育った手につけ

られないような、格好は大人、中身はガキが多い。


散弾銃とナイフで4名殺めた、無差別殺人の犯人も

甘やかされ人種のような気がする。散弾銃を持った

人間がウロウロしていたら、ライフル銃かバズーカ

砲を持って、現場に臨場する時代の、幕開けかも知

れない。


小さきものを愛おしむ心、無償の愛情、それは甘や

かしの対局にある。