大五郎車
保育園のお散歩に使う、おちびさんたちを
載せて引っ張る、車を私は勝手に、大五郎
車と命名した。
大五郎は、万屋錦之助演ずる「子連れ狼」の
連れ子の名前。
♫シトシトピッチャンシトピッチャん♫で一世
を風靡した、テレビ時代劇。私も古か ネ - 。
保育園児が乗る、小さな社会でも、子供たちの
バトルあると聞いて、驚いた。
進行方向の、前、特等席を争奪するらしい、子
供の相性が悪いと、特等席を巡って、争いになり
子供は動物だから、喧嘩になると、噛みついたり
引っ掻いたりして、怪我をすることがあると、
現役の保育士さんから聞いた。
それなら、丸い大五郎車を作って、引っ張ると
少しづつ回る、メリーゴーラウンドのように。
小さな椅子に、腰ベルトをつけて、子供を乗せ
れば、重心は低くなり、立って乗る今の大五郎
車より、箱がないから、見晴らしもよい。
真ん中に、パラソルを立てれば日除けにもなる。
お散歩だけでなく、動き回って困るような、活発
な仔でも(しつけられていないガキは仔供だ)、
音楽をつければ、デズニーランドになる。
生活の場を豊かにするには、遊びの要素を持ち込
めばいい。googleの会社を見ればわかる。徹底的
に遊んでいる。仕事がいかに厳しいかの証左だろ
う。
現場の声を聞けば、ニーズは∞になる。
ビジネスチャンスは、いくらでも転がっている。
聞く耳と、見る目があれば。