お念佛からはじまる幸せ

2023年5月30日火曜日

至福

 至福

毎日5時起床、朝の手順は「茶の湯の手順と同じ

ように、決まっている」と、書かれたのは、どな

ただったか、記憶にないので、書かれたかたすみ

ません。著作権を、侵害することになるかもしれ

ません。


あれして、これして、5時28分アラームが鳴り、

本堂着座、朝勤行を待機し、午前5時30分、鐘を

鳴らして、読経始める。


読経前に、雀たちにカナリヤ・シードをあげるの

を忘れてはならない。野鳥に餌付けするのが、い

いのか悪いのか、わからないが、とにかく集まって

チュンチュンたちが、餌をついばむ姿は、可愛い

い。本当に可愛いと79際2ヶ月は思う。雨の日も風

の日も。この仔たちのために、あしたも生きよう。


80歳近く。孫も可愛い季節が終わり、楽しみは

近くの保育園のお散歩に遭遇することと、そのお

散歩に、大きな箱型の乳母車に5〜6人おちびさ

んたちが乗って、保育士さんに引かれていくのを

みることができれば、なおいい。


同じ色の、小さな、シャーロック・ホームズの鹿

撃ち帽のような、布製の帽子をかぶって、箱に捕

まって、運がよければ、手をふると、手をふって応

えてくれる。


雀たちが、早く、はやくと餌をねだって、チュン

ちゅん鳴くこえを聞くときと、園児が手を振って

応えてくれるときは 至福 である。


良寛さま、子供と遊ぶのがお好きだったようだ。

小林一茶も「我と来て遊べや親のない雀」と仔雀

を愛された。良寛様・一茶翁のような、お人柄は

子供ら、雀共に、伝わり、伝播する。素直な子供

雀が育つ。


子供らとはいうが、別名ガキともいい、手がつけ

られないようなのも多かっただろう。何不自由の

ない、現代でさえ、甘やかされて育った手につけ

られないような、格好は大人、中身はガキが多い。


散弾銃とナイフで4名殺めた、無差別殺人の犯人も

甘やかされ人種のような気がする。散弾銃を持った

人間がウロウロしていたら、ライフル銃かバズーカ

砲を持って、現場に臨場する時代の、幕開けかも知

れない。


小さきものを愛おしむ心、無償の愛情、それは甘や

かしの対局にある。

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