お念佛からはじまる幸せ

2019年2月23日土曜日

認知症

誰でも認知症など御免蒙りたい。脳の細胞がおかしくなるらしい。赤ちゃんの頭は、一年で倍になるらしいが、膨大なエネルギーを、おっぱいからもらい、成長する。赤ちゃんの
頭の中は、ケトン体とかいうエネルギーが一杯あって、大人の体のエネルギーは、ブドウ糖中心で、日々の活動を支えているとか。伝聞ばかりで申しわけないが、医者でもない身
古希過ぎてのにわか勉強だから、受け売り仕事にならざるを得ない。
元気で死にたいとと、常づね言っており、できれば自分で歩いてお棺に入り、お念仏する中で、往生したいというのが夢である。そんなにうまくは行かないよというのが、大方の
お声ではある。自分でもそう思う。そんなにうまくは行かないよ。
お念仏する中で、もちろんお檀家の面々に囲まれて、ふと、声がとぎれる。傍でひかえた
ドクターが、脈を取る。「ご臨終です」一斉に、お檀家のお念仏が始まる。ご来迎である。心からそうありたいと念じている。
読売新聞(しかない)の医療ルネッサンスの記事。2019.2(No.6983)。長谷川和夫さんは、認知症の第一人者だったかただそうで、その方ご本人が認知症になられた。本
を出版された。「だいじょうぶだよーぼくのおばあちゃんー」
新聞を引用します
認知症で家族のことがわからなくなったおばあちゃんが、家族5人そろった食事の席で「
みなさんはどなたですか?」と困った顔で言う。孫の少年が笑顔で答えた。「みーんなおばあちゃんことを よーくしっているから だいじょうぶだよ。しんぱいないよ、おばあちゃん!」
100歳まで望まなくても、生かされる時代になった。死ねない時代になった。体は100年もっても、頭の方はそうは行かない。結果として、人間では死ねず、認知症の諸症状で家族に迷惑をかけ、挙げ句、嫁と姑の殺人事件などを聞く。元々仲が悪ければ、最後は
地獄へ行きつく。地獄へ行かないためには、人間でいるうちに往生したい。切なる願いである。
ではどうするか。大往生したければ、医者には近づかず、癌とわかれば、なにもせず、薬は飲まず、可能な限り体重を減らし、なんでも良く噛み丈夫な体、腹八分目医者知らず、
何事も過ぎたるはなお及ばざるが如しの三訓を遵守しながら、規則正しい、感謝に満ちた
余生を送るしか方法はない。
天皇陛下と阿弥陀様に感謝しながら、なんとかあと残された命をお念仏で昇華しよう。

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