お念佛からはじまる幸せ

2019年2月21日木曜日

進むしかないよねえ

あ!これほしい、と思うものも少なくなった。懐具合と相談しながら、かみさんの顔色伺いながら、デジタルおもちゃ、もう止めた、といいながら、なんとかの法則で、この手の
おもちゃの価格が、一年で三割位値下がりするのは目に見えているから、もう少し価格が
こなれてから買おう、と、つい貧乏暮らしの長さがくせに出る。
いつから、こんなに、値段のことが気になるようになったかと思い返すと、やっぱり親元
離れて独立採算でやらざるを得ず、あしたの昼飯代を気にしながら、あるいは、空腹を我慢して、昼飯代をためて、あこがれの、神田のニコライ堂近くの、地下の洋食屋で、グラタン定食は、学食の昼飯の4日分だったが、近所のサラリーマンに混じって、パンとグラタンとコーヒーで、小さな満足をゲットしていた頃かろから数えれば半世紀はくだらない
貧乏暮らしだ。
新潟に勤めていたころは、品物の、とにかく安いものをさがして、古物商や、質流れ、廃屋のゴミ、閉店事務所などから、使えそうなものを漁るのが仕事の一部だった。今なら、
パソコンに座って、キーボード叩けば、それこそ欲しいものはなんでも、手に入る。価格
だって、ピンからきりまで、お好み次第。いい時代になったものである。
そのタイトながまぐちを開かせる、商品開発者の努力たるや、多分涙ぐましい努力をお続けなのだろうし、いくら自分でこれは素晴らしい商品になるぞと、インスピレーションを
感じたとしても、うまく時流に乗らなければ、消費者のニーズに合わなければ、あえなく
ダウンせざるを得ない。
 ぼろぼろになったIBMを立て直した人が誰かは知らないが、多分汎用コンピューターで一度世界制覇した、至福は、企業として忘れることができず、世界一博士の多かった開発室
が、エンドユーザーのニーズを理解できるはずがない。顧客は問題解決が欲しいのであって、性能の良いコンピューターが欲しいのではないということに気がついた人がいたらしい 。パソコンはレノボに売って、まだIBMは、潰れていない。
グーグルが、新しいノートパソコンを出したらしい。アメリカではアマゾンでそこそこの
価格が人気になっているとのこと。日本での販売は、遅れるだろうが、待つ。レノボとグーグルの共演など面白いではありませんか。
最近ドコモで出した、グーグルのスマホは、えらく強気で、高値設定だけれど、廉価版も
期待できそうでなによりだろう。クロームのブラウザーで出た時、ネットはグーグルに制覇されるだろうという予感は、いまのところ当たりつつ有る。

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