お念佛からはじまる幸せ

2026年1月23日金曜日

長谷川 櫂 様

 讀賣新聞社 コラム 「四季」ご担当 

長谷川 櫂 様

日々、ご担当のコラム、四季を眼福に、いただいております。

貴紙 第53930号 朝刊 新潟版の 四季を 読ませていただきました。

    (2026年1月22日)

擂粉木の練って捏ねつて雪来るか 森岡正作氏 の御作とか。

 すりこぎのねってこねってゆきくるか

私には、たいへん懐かしく嬉しく美味しい、俳句です。

遠い昔、はるか70年くらいまえ、知り合いから、頂いた芋蕎麦の味を、思いだしました。

雪国の冬、採れたそば粉と自然薯で、正にこの句のように作る、素人の蕎麦の味が、忘れられ

ません。

P茹でると、ぶつぶつ切れて、2寸3寸ほどの長さになるのですが、寒い冬の夜、夜食にいただ

いたこの蕎麦の味は、数ある名店の蕎麦の蕎麦の味とは、一味違い、多分この先、二度とあじ

わうことのできない、思い出です。

ただの、郷愁だよと、若い者には笑われそうですが、舌の記憶は、目より確かな指ざわりの記

憶のように、少しづつ無くなって行く脳細胞のどこかに、しっかり残されているものなのでし

ょうか。

ことばに、命を懸けておいでの、長谷川 櫂 先生の、ますますのご健筆を祈念申し上げま

す。

         令和8年1月23日

                 〒955−0071  祝人空阿


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