山は崩れます。海も動きます。
生きている地球の上に、ほんの
少しの期間、住まわせていただ
く私たちに、贅沢は言えません。
ここなら、大雨が降ったら、崩
れるかもしれないよねぇという
場所でも、土地の価格がやすく
通勤便利となれば、しかも国・
県・市町村お墨付きの、しっか
りした業者の開発した土地、し
かも、景色よく、食材よしとな
れば、手を出さないほうが不思
議です。
企業というのは、金儲けのため
にあります。他に一切の目的は
ありません。基本的には儲かれ
ば、法令に違反しないかぎり、
なにをやっても、かまわないの
です。
採算があうかどうかそれが問題
なのです。
プロジェクトは動きだすと、一
つの生き物のように動き出しま
す。採算・採算とお念仏のよう
に唱えながら、動いて行きます。
世界の宝憲法9条のおかげで、
平和ボケというか、危機・危険
という感覚が、日本人から失わ
れてきています。
なにかあると、まさか・まさか
の連発です。
まさかこれほどひどい土砂崩れ
になるとは思いませんでした。
なにがあっても、まさかという
言葉は禁じ手にしませんか。
代わりは、もしか・もしかです。
もしかしたら、川が氾濫するか
も知れない。もしかしたら、土
地が崩れるかも知れない。
もしかしたらコロナにかかるか
も知れない。
私たちはせいぜい生きて100
年。毎日相手をして頂いている
地球は46億年。勝負しようと
思わないほうが、利口というも
のではないでしょうか。
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